2013年8月23日金曜日

シリアの殺戮 潘基文国連事務総長やアサドと異なり 「人権違反」は「化学兵器」によらない

  潘基文国連事務総長は8月21日のシリアの首都ダマス近郊への爆撃で1日で数百人が殺害された事件に関し発言し、もしそれがシリアのバッシャール・アサド大統領の化学兵器使用によるものならばそれは人権に抵触する重大な犯罪を犯したことになると、23日の朝7時45分の仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が報道している。しかし殺害した方法が化学兵器によるから問題が重大なのではないだろう。ここに人権に対する誤った認識があるようだ。どんな方法によってでも人間を1人でも殺害することは犯罪なのである。 

 既にシリアでの殺害が1万を超え歯止めが利かない状態になっている状態だというのに、オバマ米大統領や国連ではこれまで化学兵器使用とう一線を越えるか超えないかを問題にしてきていた。殺戮を止めさせられないのは、こうした誤った人権の認識に原因があると思われる。

 国連事務総長のいうような、化学兵器によるから人権に抵触しているのではない。数百人殺害したから重大なのでもない。人を1人でも殺害してはならないことに人間の尊厳はあるはずである。