フランスの南部ペルピニャンでマリ-ジョゼさん(53歳)とその娘のアリソンさん(19歳)が3週間前の7月14日から失踪して行方不明になっている事件で、容疑がかかっていた父親のフランシスコ・ベニット氏は身の潔癖を明かすために抗議して5日に仕事場で首吊り自殺を計った。
「アリソンは私の命であった。これは綿新ことを知っている人だけが言えることだ。私の頭の中には多くのことがあった」「私は爆発寸前であった」と、遺言となった最後の言葉は4日夕刻にパリマッチのサイトに投稿していた。
ベニット氏は両親や上司や友人たちに手紙を送っていて、その中で自分の身に賭けられた犯行容疑に抗議して文章が書かれていた。同氏はペルピニャンの警察に7月25日に出頭してなくて3日後の25日になって10分ほど警察で話しているが、失踪の事はなにも話してないと裁判所ではいっている。
失踪した二人は運転免許を所持してなく、またスーツケースを持って駅へいった形跡もタクシーを使用した様子もないと近所の人々などの証言から推測されている。
マリ-ジョゼさんの異父違いのもう1人の娘さんの携帯電話には「私は難しい判断をした。でもこのほうが良い」「私はアリソンとトールーズに行く。あなたを思っている。お父さんを呼んで」と書かれてあった。しかし本人が書いたのかはわからないと検事側ではいっている。