2013年9月26日木曜日

シリア化学兵器撤廃案で国連憲章第7条にロシアが全面反対

 9月25日には、シリア化学兵器撤廃案で国連常任理事国5ヵ国によって重要な進展がなされたと見られている。ロシア側の外交官はフランス通信(AFP)に語ったところでは、いくつかの重要点での話し合いは続いていて終わってないという。国連憲章記載の国際社会の義務を犯し平和秩序を乱した国に対する制裁もしくは強制執行を許可する第7条をロシアは全面的に拒絶しこれに反対している。

 米・英・仏・ロシア・中国は同案の主要な所は合意されたが、まだ一致してない点もあり今後の交渉が必要だと、ルモンド紙frは外交官からの情報をもとに伝えている。化学兵器を使用しすでに11万人も殺戮されたシリアの大虐殺の悲劇を裁けない国連憲章こそ世界平和の秩序を維持できない信用できないものであることがわかってきた。
 

【参考記事】

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