2013年10月24日木曜日

バルツ仏内相 移民の亡命権請求手続き短縮化発言

 マニュエル・バルツ仏内相は移民の亡命権に関して、その請求がこれまでは手続きが1年半ほどかかるのを最高9ヶ月に短縮したい意向を示した。フランスはコソボ人の父親を持つレオナルドさん(15歳)が仏警察によってコソボへと排斥されたことで移民の国籍問題を大きく取り上げるジャン・フランソワ・コッペ国民運動連合(UMP)議長など極右派の国民戦線(FN)のマリーヌ・ル・ペンまがいの意見を述べる者がでている。来春の地方選挙での得票対策だろうが、その賛否両論で大騒ぎしている。
 
 3週間前にイタリアのランペドゥーザ沖で多くの犠牲者をだした事件の後で移民の南ヨーロッパへの亡命要求は、24日から2日間に渡る欧州議会で話されることになっている。