2013年11月12日火曜日

サルコジ大統領とブルト労働相、仏大統領選挙で2千万を現金取得か? インターネット新聞メディアパーが暴露

ロレアル社長で大富豪のリリアン・ベッタンクールさんの元会計係が150.000ユーロ(約2000万円)の現金を エリック・ブルト労働相とサルコジ大統領とに手渡していたことを5日に司法警察の前で証言したと、インターネット新聞メディアパー社のプレネール社長が6日朝07時のラジオFrance Infoに出演し明かした。(本文の初出 /公開日時: 2010年7月6日 @ 14:28  )

元会計係の証言によるとサルコジ大統領の2007年の選挙戦の際に必要だとしてスイスの銀行と、ベッタンクールさんに求めたもの。このサルコジ氏の大統領選挙の時代に与党国民運動連合(UMP)の会計係をしていたのが現在のエリック・ブルト労働相で当時は政府の予算・会計・公務相をも兼任していた。

オペラ・バスチィーユ劇場近くのインターネット新聞メディア・パー社(写真撮影/筆者)
新たなインターネット新聞メディア・パーのスクープで、さらに ロレアル社長で大富豪のリリアン・ベッタンクール事件は真相が明らかになってきた。

昨日5日の2人の大臣の辞職は、サルコジ大統領がバカンスが終わった10月に厳しく取り締まるといっていた矢先で起こった、大統領側の統率力に疑問が大臣の間にもでているかたちとなった。


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