フランス国インターネット情報とその自由を保護する独立組織クニール(Cnil)は、米国ゴーグル社が罰金を最低15万ユーロ(約4500万円)支払うことを3日に決定ししていたことを、8日報道した。クニールはゴーグルがインターネット上での個人情報保護に関しフランス法に準拠しないでおこなっていることを常に批判してきた。
2012年3月にゴーグルはGoogle Search,You Tube,Gmail,Google Drive, Google Docs, Google Maps など60社ほどを一つに合体することをおこなった。それ以来、ヨーロッパそしてフランスの定める多くの条件が遵守されなくなってきているとしてクニールは見ている。
スペインはゴーグルに対し重大な私生活の侵害を行なったとして90万ユーロ(約1億1千7百万円)の罰金を課している。しかしゴーグル社の2013年度の第3期の売り上げ高110億ユーロ(約1兆4千億万円)から見ると微々たる金額だ。
【参考記事】
La Cnil inflige une amende record à Google
http://www.franceinfo.fr/justice/donnees-personnelles-amende-de-150-000-euros-pour-google-1274619-2014-01-08