2014年3月17日月曜日

スモッグ対策で パリとパリ周辺部で奇数バックナンバー車に罰金 

【今日の雑談/3月17日】パリとパリの周辺部では車のバックナンバーが、今日は17日なので奇数の車は走ると22ユーロ(約 円)の罰金が課せられる。多くの例外がある。例えば児童の送迎バスや救急車、郵便や商店への品物運送などは走れるというものだ。捕まると車はそこに乗り捨てするかユータウンしなければならない。
これはフランス北部で一週間近くもスモッグの空気汚染が停滞し、呼吸器系などの健康障害が問題になっていて、これに対応する措置だ。一方では地方選挙を前にエコロジストの要請に社会党が呼応したものだとも見られている。先週金曜日から今日17日までパリ近郊都市イル・ド・フランス地方では公共交通機関は無料になっている。フランス国営放送テレビA2ではこれと同様な措置を行なってきたギリシャを取材したレポートを紹介して、ギリシャではみんな奇数と偶数の車を2台持っているので、意味が無い措置であると語らせている。ギリシャ人が果たして誰もが2台しかも奇数と偶数の車を本当に持っているのだろうか?疑問だ。このニュース取材の目はどこか意地の悪い感じがするもので、目や喉の奥が痒くなってしまうのは、パリの空気が悪いせいだけではないようだ。フランス人はジーゼルが好きでこれにしがみついてきたのもエコロジではない。