2014年4月6日日曜日

フランスはルワンダ大量虐殺20周年記念式典参加取りやめ 

ルワンダ大量虐殺から20周年をむかえその追悼記念行事が行なわれる。ルワンダのポール・カガメ大統領はフランスが1994年の虐殺に加担し殺害を執行したと再度、強く批判した。そのことでフランスはトビラ法務大臣を7日に式典参加に送ることにオランド大統領は決めていたが6日にこれを取りやめることを決めた。フランスはカガメ大統領の態度に驚いている。それは最近のフランスとの交渉の成り行きとは正反対の態度にでてきたからだという。

事件当時のアラン・ジュペ外相などは歴史を改ざんしてフランスを批判するカガメ大統領は許されないと、現大統領オランド氏にこれを糾すよう要求している。

しかし歴史の改ざんはネガショニズムを唱える者達の方をこそ批判しなければならないだろう。今後は20周年を機にルワンダ大量虐殺の歴史の正当な解明がまたれる。そのうえでフランスやベルギーの虐殺参加と責任者の究明が望まれることになるだろう。