2014年5月7日水曜日

ルモンド紙のインターネット再編成で 編集責任者7人が集団辞任


ルモンド紙の11人いる編集責任者の内の7人が管理者側と合意はできないと「ルモンド」社長ナタリー・ヌガイレド氏に辞任を知らせた。「管理者側とのコミュニケーションの不在と不信は我々の仕事の達成を疎外している」と社主に対する強い不満が爆発するかたちとなった。ルモンド紙も一般紙全般の被っている経済危機を回避することはできず、同様に販売低下や広告収入低下の危機に遭遇していて、インターネット新聞移行への急激な再編成の必要に直面している。6日の仏国営ラジオ・フランス・アンフォ(RFI)が報道。



「ルモンド」本社 (写真撮影は筆者)
ヌガイレド社長は最近になってスマートホンやタブレット、ウェブ対応の計画として編集部と媒体形態の再編性計画を打ち出していた。しかしそれに交渉も対話もなかったとジャーナリスト側ではいっている。今のところこの集団辞任にたいして管理者側からのコメントはでてない。


【参考記事】

Crise ouverte au journal Le Monde

http://www.franceinfo.fr/medias/info-medias/info-medias-aod-1409859-2014-05-06