2014年5月10日土曜日

独仏首脳共同声明で ウクライナ国民投票は「不法」 ロシア軍の国境撤退が鍵


10日、ドイツ訪問中のオランド仏大統領はドイツのメルケル首相とは明日11日にウクライナ東部の都市で計画されている国民投票を「不法である」と共同声明をだした。両首脳はウクライナ国境からのロシア軍隊撤退が、ウクライナ東部での親ロシア派による分離独立を狙ったエスカレーションを後退させ得るものと見ている。

独仏首脳はウクライナの安定化を希望しているとし、ロシアの反対する5月25日の大統領選挙を準備するよう奨めている。ウクライナの親ロシア派は東部地区での選挙委員会を掌握しており25日の選挙は行なわないと宣言している。
【参考記事】
http://www.leparisien.fr/international/ukraine-hollande-et-merkel-jugent-illegaux-les-referendums-de-dimanche-10-05-2014-3830197.php