イラク北部のｲスラム聖戦主義軍への米軍空爆は 住民保護か？世界石油企業保護か？

イラク北部のアルビール(Erbil)は6月にユネスコの世界遺産に決まった町だが、米国の戦闘機が爆撃を8日から続けている。シャリアによる統一を目指すｲスラム聖戦主義民兵組織(djihadiste)による圧力下で苦しむクルド住民を保護するためだという。アルビールの市民も米軍や仏軍が自分たちを保護してくれるものと期待しているとラジオフランスアンフォは続けている。世界中が米国の空爆を承認しているのはここに世界中の石油企業が集中しているからだと説明する。
イスラム聖戦主義運動民兵組織の支配が進む中で、市民は毎日のように後退し続けているためにあと一週間もしたら全部が彼らの支配下になると恐れている。別の住民はこの空爆で停止はできるだろうが、この問題を解決することにはなってない。一時的な解決ではなく政治的に解決がなされてないと批判する。イスラム聖戦主義運動民兵組織の兵士たちが非常に決意が固いことが危険で心配なことであるともいっている。

【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/actu/monde/article/erbil-les-frappes-americaines-rassurent-certains-habitants-547621