2014年8月19日火曜日

仏で原発基地内に イスラム教徒技術者の立ち入り禁止 人種差別で裁判へ

オーブ県庁が禁止したことでフランス電力(EDF)の下請け会社のイスラム人技術員は安全を理由に原発基地への立ち入りを禁止された。シャロン・アン・シャンバーニュ行政裁判所は8月終わりに判決を出す。2012年から2013年にかけては同基地へ保守作業で入る許可は出ていた。イスラムの宗教が疑問視されているのだと反イスラム嫌い集団(CCIF)のスフェン・グーズ・グーズ弁護士はいっている。


イスラム教徒はラマダン(断食行)をやり宗教的な祝祭日に休みを要求するからだという。県庁側では秘密保護にこの情報はなっているからとしてその開示をしない。


6月にはこの従業員の原発基地内への立ち入りが認められたが、7月は再びEDFから同じ理由で禁止されている。

【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/actu/justice/article/bataille-judiciaire-autour-d-un-ingenieur-interdit-d-acces-aux-sites-nucleaires-551945

Bataille judiciaire autour d’un ingénieur musulman interdit d’accès à des sites nucléaires