2014年8月11日月曜日

遺伝子の異常をもつ子供を捨てたオーストラリア人両親 前言を翻し タイランド人母胎提供者に子供返還を要求

医療介入代理出産(PMA)でタイランド女性21歳の母胎から生まれた子供が遺伝子の異常をもっていた。オーストラリア(Australie)人の両親は、この子供を拒絶し捨てたことで社会的な批判が世界的に起きていたが、このほど前言を翻して自分たちが育てたいと10日に子供の返還要求を宣言した。母胎をオーストラリア人夫婦に貸したタイランド女性は自分が生んだので自分が育てると宣言した。このことでさらにオーストラリア人の両親への批判は高まり、タイランド人母胎提供者には支援が起こっていた。

オーストラリアの非営利団体ペター・バイン協会基金などから14万ユーロ(約2100万円)以上の義捐金があつまって子供の将来の援助も話されていた。オーストラリアでは母胎を貸すことは許可されてない。同国首相はこの話しに心の砕けるものだとコメントしている。

母胎を貸したタイランド女性は謝礼に1万ユーロ(約150万円)をもらっている。

オーストラリア人はダビッド・ファルネル氏56歳で過去に未成年者への性的暴力の犯行暦がある。父親は生まれた子供が遺伝子の異常があるなどとは一度もいってない、何があっても子供を育てたいと宣言している。


 【参考記事】

http://www.liberation.fr/monde/2014/08/10/mere-porteuse-le-couple-australien-dit-vouloir-recuperer-le-bebe-trisomique_1078529

Mère porteuse: le couple australien dit vouloir récupérer le bébé trisomique

AFP
http://www.leparisien.fr/laparisienne/societe/enfants/thailande-les-internautes-se-mobilisent-pour-un-bebe-trisomique-abandonne-03-08-2014-4044445.phpThaïlande : les internautes se mobilisent pour un bébé trisomique abandonné