2014年9月30日火曜日

2014年度は地中海で3000人以上の難民がすでに死亡 国際移住機関(IOM)発表

2014年1月からこれまでに欧州へと渡ろうとして地中海で漂流し死亡した難民は3072人という20年来最高の記録的な数字となったと国際移住機関(IOM)が発表した。世界全体では同期の死亡数は4077人だ。この前の記録的なものとしてはアラブの春の2011年で1500人が地中海で死亡している。OIMによると死因は溺死や衰弱、飢えや寒さが上げられている。
morts migrants Méditerannée
イタリアでは2014年の初めの8ヶ月に112000人も不法移民の滞在が記録されているという。3年半前からシリアの内戦が続いていて特に多くのシリア人が紛争の危険を避けて欧州へ身を寄せようとしているという。エチオピアでは終身徴兵制と強制労働が人々を苦しめていて圧政を逃げて地中海を渡るのだという。

他の理由としてはリビア政治の悪化があげられている。一方、これまでは難民は何週間も待つことをしたが今は急速な状況の要求から危険な乗船を急いでいるのだという。

【参考記事】
http://www.franceinfo.fr/actu/monde/article/plus-de-3-000-migrants-sont-morts-en-mediterranee-en-2014-576715