2014年9月29日月曜日

フランス会計院はマドックなる人物の誤算を指摘 タピ優遇支払の賠償金の一部 402億円返済を要求

ベルナール・タピ事件が最近の調べで、タピは被害など何も受けて無いことがわかったことから、26日のラオウル・ブリエ議長が主催する会計院第1会議室では、公益会計誤算の責任性が問われて防衛庁会計と財政監査局の公的会計院総支配人であったフランク・マドックなる人物に2億6800万ユーロ(約402億円)の返済を要求した。この法廷に出席したジャーナリストは「メディアパー」のみであったという。

タピの知り合いであったピエール・エストゥップ判事はタピ私設裁判の3人の判事の中心者だが、2008年7月7日の判決でタピに有利に手を貸してスポーツ用品のアディダスが被害を受けたと判決されリヨネ国立銀行から4億500万ユーロ(約608億円)の賠償金が支払われていた。

フランク・マドックに関しては過去には財務省で財政改革長官をしていたし、国家現代化改革総長などを勤め財政の透明化を強化していた。