2014年9月25日木曜日

サルコジが任命した視聴覚公共事業体「仏テレビジョン」社長の年間所得6千万が暴露

ベッタンクール事件の最中で渦中の人であったサルコジ大統領がレミー・プフリムラン(Rémy Pflimlin)氏をテレビやラジオなど視聴覚公共事業体フランス・テレビジョンの社長に任命したのだが、同氏は年間の給料が40万ユーロ(約6千万円)を所得していることがBFM BUSINESSの調べでわかった。給料額も問題だが公共のテレビ局の最高責任者を大統領が任命しているところに言論の自由を尊重できない民主主義 の遅れたフランスの姿がある。
同様に長らくフランス・テレビジョンの社長でプフリムランの前任者あったパトリック・ド・カロリスは30万ユーロ(約4500万円)を所得していた。テレビやラジオなど視聴覚公共事業フランス・テレビジョンでの報道を采配するレジィ担当のダニエル・サダ(Daniel Saada)やフィリップ・サンチニ(Fhilippe Santini)も高い給料が支払われている。先週、大統領官邸エリゼ宮殿で多くのジャーナリストの前で記者会見したオランド仏大統領はサルコジのようにメディアの局長を任命することは自分はしない。公共視聴覚委員会が担当すると発言している。


【参考記事】

Rémy Pflimlin, l’inattendu patron de France Télévisions

LE MONDE |  • Mis à jour le  |Par 
http://www.lemonde.fr/politique/article/2010/07/05/nicolas-sarkozy-choisit-remy-pflimlin-pour-presider-france-televisions_1383213_823448.html