2014年11月18日火曜日

シリア兵士20人射殺のイスラム聖戦主義国家(El)集団の中に仏人青年の可能性が強

17日、ベルナール・カズヌーヴ仏内相はアサド大統領のシリア兵士など20人ほどを射殺したイスラム聖戦主義国家(El)グループの中に23歳の仏人青年がいた可能性が非常に高いことを発表した。青年はマキシム・オッシャード氏で2012年にモーリタニアを訪問しその後シリアへ2013年8月には渡っていた。青年の夢はイスラム聖戦主義(djihadiste)軍に合流することであったという。青年は上ノルマンディのユール県の小さな3000人ほどの町に生まれた。母親の話ではしずかな子供であったという。同青年は17歳の時にイスラム教徒に改宗していたと仏内相はいっている。青年はイスラム教をネットで一人で勉強したのだといっている。


内相は、青年たちがテロリズムのプロパガンダに影響されて、しばしばイスラム聖戦主義国家の救済的使命感で洗脳されているとし、これに騙されてはならない、野蛮で残忍な殉教と殺人行為に眼を開かなければならないと話している。現在シリアには聖戦主義グループを支援するフランス人が375人いてその76人が女性だといわれている。

16日に放映された15人のシリア囚人殺害映像の真実性を米国は確認している。その中にイスラム聖戦主義国家(El)グループに捕虜になっていた米国人ペーター・カッシング氏(26歳 )もいた。カッシング氏はシリア国境の非政府組織(NGO)SERAで2012年から2013年あきに誘拐されるまで働いていた。これにはオバマ米大統領 は「非人間としか世界が裁断しようがないテログループの招いた絶対悪」だとコメントしている。オランド仏大統領も「人間性に抗する犯罪」だと批判した。

【参考記事】

Qui est le Français qui apparaît dans la vidéo de l'EI ?

Le Monde.fr avec AFP |  • Mis à jour le 
http://www.lemonde.fr/international/article/2014/11/17/un-francais-parmi-les-bourreaux-de-l-etat-islamique_4524449_3210.html


Washington confirme l'assassinat de l'otage américain Peter Kassig par l'EI

Le Monde.fr avec AFP et Reuters |  • Mis à jour le 
http://www.lemonde.fr/proche-orient/article/2014/11/16/l-ei-affirme-avoir-assassine-l-otage-americain-peter-kassig_4524334_3218.html