2014年11月17日月曜日

サルコジの嘘を承認した最側近のコシウスコモリゼでさえ も 「ホモ法」撤回主張のサルコジには反対

フランス国民右派の関心を引こうとして、クリスチャン・トビラ法相が憲法化したホモの結婚を認めたトビラ法の撤回を要求する宣言をサルコジが昨日したが、これに対し、サルコジの2012年の仏大統領選挙のスポークマンで元環境相のナタリー・コシウスコモリゼ は、この共和国の憲法の撤回はできないことだとサルコジに反対の意見を宣言した。このことでサルコジはブルノ・ルメール元農漁業相などとも対立し、フィヨン元首相とは完全に喧嘩になっていて孤立した姿が目立ってきた。今後は危険な悪者との付き合いをするサルコジと同一視されるのを恐れる側近の離脱が雪崩れ状態で続くものと見られる。この傾向は、国民運動連合(UMP)党の内部分裂というよりも共和制を保持しようとする政治家たちの、サルコジの極右派系フロンナショナル党のマリーヌ・ペンへの接近に対して危険視しこれを嫌悪する動きだと見られる。ルモンド紙などが報道した。

コシウスコモリゼは2012年の選挙ではサルコジを支持しその最側近であり、サルコジが福島に視察に行ってきたと嘘を下ノルマンディの首都カーン市の講演会で市民に波がこんなに高く上がり、それは凄いもので、行ってないオランドなどにはわからないものであると批判したのである。そのときサルコジは手を上げ目を丸くして遠くを見ながら演技してみせ、そして会場にいたコシウスコモリゼ元環境相を見つけ指差して、ナタリーも一緒にいったのだと誤魔化したのである。この嘘をつくサルコジに対しオランドは自分が勝てるという確信が持てたのだと話している。

【参考記事】

http://www.lemonde.fr/politique/article/2014/11/17/pour-nkm-l-abrogation-de-la-loi-taubira-n-est-ni-souhaitable-ni-possible_4524463_823448.html

Mariage pour tous : pour NKM, l'abrogation de la loi n'est « ni souhaitable, ni possible »

Le Monde.fr |  • Mis à jour le 

Nicolas Sarkozy veut abroger et « réécrire de fond en comble » la loi Taubira

Le Monde.fr |  • Mis à jour le http://www.lemonde.fr/politique/video/2014/11/16/nicolas-sarkozy-veut-abroger-et-reecrire-de-fond-en-comble-la-loi-taubira_4524368_823448.html