2014年11月29日土曜日

フランスへの出稼ぎ労働者の半数近くはヨーロッパから

11月24日発表された仏国立統計局(INSSE)の研究によるとフランスへの合法的出稼ぎ労働者の半数近くはヨーロッパから来ていることがわかった。2012年ではその46%がヨーロッパ生まれで、30%以下のアフリカ出身者と比べ明快に多いことがわかった。ポルトガルを筆頭にモロッコ、アルジェリア、英国、スペイン、イタリア、ドイツとなっていて、この5つの西ヨーロッパだけで25%を占めている。この傾向はドイツなどもいえると思うが、特に南ヨーロッパでの経済不況が大きな要因だ。デーヴィッド・キャメロン英国首相は労働移民が仕事を6ヶ月以内に見つけられない場合には国外退去を命ずると発表したばかりである。
【参考記事】

Une grande partie des migrants en France sont Européens

http://www.rfi.fr/france/20141128-migrants-europe-insee-portugal-royaume-uni-italie/