『世界の果てへの航海:オーストラリアとフランス領海』(TTAF)創立60周年記念展示会の12月17日の開催式に参加した。式にはフランス海外県相のジョルジェ・ポー・アンジェヴァン氏も少し遅れて来られた。ヴァンセーヌにある熱帯海洋博物館を使った会場では映写会が行われて、多くのパネルが出品されていた。これは、近く本をだす予定のステェファン・レジェロン氏とブルノ・マリ氏によって準備された。私が、展示で特に目を引いたのは航海で遭難した人々の残した岩に彫られた文章や装飾文様などだ。鯨漁業では小型大砲を使ったので、その展示もあった。鯨は鯨油をとるためであった。
開催期間は2015年6月までだ。野鳥のフランス最大の集積地がフランス国内のカマルグやソームにあるのではなくこのフランス領海外県にあったことなど新しく知ったことは多い。まだ詳しくは調べてないがフランスの戦略的な領土の意味ガ強く自然や野鳥や動植物の観察や保護は付随的な産物のように思えた。