2014年12月4日木曜日

サルコジとジュッペが会談 「ナフタリン漬け」の下心なくプリメールを約束

3日のサルコジとボルドー市長のアラン・ジュッペ元首相との会談は、2日のフィヨン元首相との会談に続くものでサルコジが打ち出していた右派の元首相経験者(ビルパン、ジュッペ、フィヨン、ラファラン、バラデュー)を中心にした委員会結成の打診のためであった。ジュッペはサルコジが下心無く各党がそれぞれ仏大統領選挙候補者を決める党内予選選挙(プリメール)を組織することを自分に約束したといっている。これがフランス人の希望するものであり、ジュッペの希望であったのは確かだ。しかし、サルコジのこうしたやり方が自分たちを動けないように「マフタリン漬け」しようと意図したものだとして、既にジュッペはサルコジを辛らつに批判していた。そのために会談では委員会への打診は話題にもならなかったようだ。

しかし、国民運動連合(UMP)党の再起動への努力では一致した模様。

【参考記事】

Juppé évoque sa «volonté partagée» avec Sarkozy de «remettre l'UMP sur les bons rails»

AFP
http://www.liberation.fr/politiques/2014/12/03/juppe-evoque-sa-volonte-partagee-avec-sarkozy-de-remettre-l-ump-sur-les-bons-rails_1155930