2014年12月1日月曜日

人数激減の党員選挙でサルコジがUMP党首に 絶対的信頼は無し

30日、サルコジは国民運動連合(UMP)党の党首選挙では、同党員約143000人の内の投票した人の64.5%の票を獲得した。棄権した党員もいる。サルコジが絶対的な信頼があって当選したとはいえない。2013年に318000人いた党員は激減しているからだ。2012年のサルコジ選挙の違法二重請求書・二重帳簿のビグマリオン事件やサルコトン募金などで不正に金を払わされた党員が脱退していたからだ。今回の投票率はサルコジは投票者数の3分の2以上になるが、実際の人数は多くはない。フランス人の全体の数からしたら僅かな数の同党内支持者数でしかない。フランの大手メディアはこれを絶対的信頼をサルコジが獲得して当選したというイメージで報道している。サルコジはこれをマリーヌ・ルペンのようには100%投票支持でないことは逆に、民主主義 的だとして自己の人気が崩壊していることを隠した。

社会党(PS)のガンバレディス書記長はこれはUMPにとって大変につらいことだろうが、左派には都合がよいと明快な判断でサルコジの選挙を批評している。今回の党内選挙では、対候補の元農水産相のブルノ・ルメール氏は30%近い29.18%を獲得し、ヘルベ・マリトン氏は6.32%(自称10000票)を獲得したと誇っている。

この選挙結果に関して、UMP党員で熱心なサルコジ支持者であるトルコ出身の男性に偶然出会ったので話を聞いた。彼は、サルコジは金を出さないからもう終わりだとあっさり話したのには驚いた。多くの党員がサルコトンや引き続くサルコジの「国家機密情報侵害」と「権力関与」、る「公共資金汚職」容疑での「拘置」や「起訴」に不審を抱いているのは確かだ。

大メディアが、サルコジ支持者の誤った見解を何の解説や批判もなしにそのまま事実であるかのようにテレビやラジオで報道している。これは仏国営放送テレビ・アンテナ2やヤフー記事などいたるところで見られる。メディアがサルコジ寄りだからである。

【参考記事】

Union pour un mouvement populairehttp://fr.wikipedia.org/wiki/Union_pour_un_mouvement_populaire