21日ノルウェーの首都オスロで1300人ほどのイスラム教徒とユダヤ教徒がユダヤ教会の周囲を手に手を取り合って人間の鎖で囲んだ。これはデンマークのコペンハーゲンのユダヤ教会襲撃テロでベネボルのユダヤ人警備員が殺害された事に連帯の意を表現してイスラム教徒側の青年がイニシアチィブを取って行ったものだという。この集会を組織した一人は、「戦争に行くことよりも平和を支持する者が多いということ」を示すことになった、また「宗教の違いを超えて、まだ人間の感情に希望が持てることがわかった」と語っている。ノルウェーのユダヤ教徒協会長エルヴァン・コーン氏は安息日でこんなに集まったことはかってなかったと嘆息をもらした。イスラム教徒も同様に反ユダヤ主義に抗議したことは我々の希望を満たしたと話している。特に、これは我々が一人ではないという強いサインを我々に送ったことになると語った。