15日午後にパリのデンマーク大使館前にフランス・ユダヤ人協会代表審議会(CRIF)、フランス・ユダヤ人学生連盟(UEJF)、人種差別反対の人権擁護団体SOSラシズム、仏テロ犠牲者協会の呼びかけに応えて300人ほどが集会し、2月14日に起こったコペンハーゲンでの2人の犠牲者の追悼を行った。風刺画週刊紙チャルリー・ヘブド殺害事件の生き残りで記事も書いていたヘブドの主治医パトリック・ペロー氏は「我々は新しい型のテロリズムに直面している」と宣言し「すべての宗教と非宗教者に対し平和のメッセージとして」「連帯」を呼びかけた。同氏は「ジャーナリストと風刺画家は彼らの仕事を続けるべきであり、もしそれが気に入らなければ、裁判所がある」と宣言している。16日にペロー氏はパリ市長アンヌ・イダルゴさんら代表団とともにコペンハーゲンに追悼に駆けつける。
テロに抗議した参加者は、「自由がない幸せはないし、勇気のない自由はない」「デンマーク人は1月7日8日と9日にパリとモンルージュであった事件を支持してくれたのだから、我々が今ここにいるのは当然だ」と言っている。集会にはユダヤ人組織が中心的に集まったが、オセールの町のイスラム教師もいた。花束とろうそくが大使館前に捧げられた。
CRIF会長は「中東とアフリカの後で、聖戦主義グループはヨーロッパでその行動を成長させた。ベルギー、フランスそして今デンマークと・・・標的はいつでも同じでありそれはユダヤ人である」と述べ、「しかし忘れてならない事は、イスラム教徒がアラーの神の狂信者の犠牲者であるということなのだ」とニュアンスして話した。
また道を警察が監視するだけでは不十分で教育や予防対策がもっと必要だとし、しかし殺害思想をやめさせるにはどんな手段があるのかわからないのが問題だともUEJF会長は指摘して話した。
コペンハーゲン文化センター襲撃事件で殺害されたのは監督のフィネ・ノルガルド氏と、もう一人はユダヤ教徒でユダヤ寺院のベネボルで監視員をしていたダン・ウザン氏だ。ダン氏はイスラム聖戦主義国家(El)グループのイデオロギーに影響されたと見られるデンマーク人に殺害されたとデンマーク秘密警察ではみている。
Environ 300 personnes se sont rassemblées, dimanche 15 février, devant l'ambassade du Danemark, pour rendre hommage aux victimes des attentats de Copenhague.