1月6日に左派系の週刊誌マリアンヌがサルコジがアブダビに講演に行っていると報道した。2月8日に予定されているフランス東部のドゥ―県での決戦投票を前に、サルコジはフランス国民から多くの批判が上がった発言、「社会党(PS)でもなく、極右派系フロンナショナル(FN)でもなく」を表明して姿をくらましていた。これは同党内でも非常に評判が悪かった。それで姿をくらまそうとしたのか、世間の目先を変えようとしたのかはわからないが、アブ・ダビで講演会をやっているということだ。バイル議長は、そこでサルコジのやっていることはまったくフランス人にとって、「気持ちが悪いことで」「毒である」というのだ。左派系のヌーヴェル・オブセルヴァトゥアール(Nouvel Observateur )誌が、仏国営放送テレビ・アンテナ2の番組「Les 4 vérités」で民主運動(モデム)のフランソワ・バイル議長を招いて話させているのが紹介されていた。
バイル議長によるとこのサルコジの講演は、同氏の個人的な膨大な利益になるが、一般のフランス人には無関係なだけでなく酷く遺憾なものなのだという。その理由はバイル議長によると、数分で何十万円も稼ぐことは政治家の講演でやってはいけない倫理に反するものだからだと、その商業的な営利活動を批判したのであった。
"Quel est votre degré de liberté comme responsable politique à l'égard de ceux qui vous signent de tels chèques ?" s'interroge le président du MoDem.
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