マルセイユの検事からは3月24日に墜落したジェルマンウイング(Germanwings)会社の飛行機を操縦していたドイツ人青年コパイロットは精神的な落ち込みがあったことが記者会見で発表された。主治医からはドクターストップの診断証明をもらっていた。しかし会社側にはこれは提出されてなく、病名も書かれてないまま破られて発見されている。家宅捜査では大量の薬が発見されている。
フランスの地中海側のエストロップ山塊に激突したルフトハンザ航空の下請け格安飛行機ジェルマンウイング(Germanwings)会社のエアビュスA320は、バルセロナを立って目的地のドイツのジュッセルドルフに向かったが突然に地上との交信が途絶えた。解読されたボワット・ノワーの交信会話記録によると、機長が席をたって戻ろうとした時に、コパイロットは操縦室を封鎖して中にいれなかった。そして飛行機を降下させていって約8分後に乗っていた全員が死亡する大事件が起きたのである。
現在のところ速度や高度などの記録が保存されている2番目のボワット・ノワーが発見されていない。青年コパイロットの病気説が事故の原因だと見られつつあるが、青年がこの事件を前から計画していたとも考えられ、意識的な自殺行為であり個人テロとする見方の可能性も高い。