2015年3月30日月曜日

ドイツ青年コパイロットの女友達が証言「いつか世間をあっといわせる」個人テロの見方も

ルフトハンザ墜落で150人が死亡した事件は、二つ目の録音記録装置が見つからない間にフランス側とドイツ側とで検事の捜査が発表されている。26日、ドイツのビルド紙は同青年コパイロットアンドレアス・ルビィッツ(Andreas Lubitz)の女友達マリーさん26歳にインタヴューした模様を報道した。彼女は26歳のスチワーデスで、仕事に関して二人でしばしば話したとして、これに青年が不満を持っていたと証言した。青年は現在の下請け会社から親会社のルフトハンザの機長になって長距離飛行をすることを夢見ていたことなどを語っていたという。しかし青年は自分の病気のためにそれが不可能であることを知っていて、彼女に「いつか世間をあっといわせるようなことをして」「自分の名前がみんなの記憶に残ることをする」と宣言していたという。
マルセイユの検事からは3月24日に墜落したジェルマンウイング(Germanwings)会社の飛行機を操縦していたドイツ人青年コパイロットは精神的な落ち込みがあったことが記者会見で発表された。主治医からはドクターストップの診断証明をもらっていた。しかし会社側にはこれは提出されてなく、病名も書かれてないまま破られて発見されている。家宅捜査では大量の薬が発見されている。

フランスの地中海側のエストロップ山塊に激突したルフトハンザ航空の下請け格安飛行機ジェルマンウイング(Germanwings)会社のエアビュスA320は、バルセロナを立って目的地のドイツのジュッセルドルフに向かったが突然に地上との交信が途絶えた。解読されたボワット・ノワーの交信会話記録によると、機長が席をたって戻ろうとした時に、コパイロットは操縦室を封鎖して中にいれなかった。そして飛行機を降下させていって約8分後に乗っていた全員が死亡する大事件が起きたのである。

現在のところ速度や高度などの記録が保存されている2番目のボワット・ノワーが発見されていない。青年コパイロットの病気説が事故の原因だと見られつつあるが、青年がこの事件を前から計画していたとも考えられ、意識的な自殺行為であり個人テロとする見方の可能性も高い。