フランス北部のパドカレ地方のリール南西部郊外のオーブルダン(Haubourdin)市で18日朝に無所属のベルナール・デラビィ(Bernard Delaby)市長が町の周辺の森でロマ人の5家族がキャンプ生活を続けていたのを不服に思い、ダンプカー2台分の泥を、市警察の立会いの中で、ロマ人キャンプのテント付近にぶちまけた。この行為に対し、人権団体や教師や住民が非人間的な措置でありフランスにふさわしくないものとして抗議した。
3台目の泥はこれらの非難の声に屈したのか停止されている。しかし市の審議会は新たにロマ人が住み着くことに抗議している。このロマ人たちはリール市の裁判所で4月の9日までにこの場所を立ち退き、近くの地所に移ることが決まっていた。
しかしながら、ロマ人キャンプ付近の住民はロマ人に対して批判的であった。市長はこの行為が、フランスの市町村ではかってない歴史的なものであることから、受け入れられないスキャンダルなものだという悪い評判が立つのを恐れているようだ。
市長はあれは泥ではなく農地の土であって、サンボル的なものであった。法律に従ったまでのこと、市長の私の権威が馬鹿にされるからだと弁明している。
Ce jeudi matin, la municipalité d’Haubourdin a fait déverser de la boue devant le campement rom du chemin de Busignies. - Haubourdin - La Voix du Nord
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