2015年4月14日火曜日

国民戦線の名誉総裁ル・ペン氏の人気が無いと 県議会前では指摘なき世論調査

フランスの極右派系フロンナショナル(国民戦線FN)の名誉総裁ル・ペン氏の人気が無く、フランス人の10人に9人が引退することに賛成していることがわかった。これは県議会選挙前には指摘されてない世論調査の隠されたパラメーターであったのだろうか。娘のマリー・ル・ペンや姪のマルシャル・ル・ペンの人気も共に65%と落ちている。

調査はオドクサがItelのために行ったもの。しかし、1ヶ月前の人気とはあまりにもかけはなれた結果である原因については説明はない。その間に県議員選挙があって絶大な人気を誇っているとメディアが騒いでいたFNは敗退した。

Itelの世論調査が県議会選挙の投票前に行われていたのなら、FNはそんなに浮き足立つことはなかったのかもしれない。

フランスのメディアの中心的存在である国営ラジオフランスのストライキはもうすでに県議会の投票日前から始まり半月を数えている。メディアと世論調査と市民の投票行動の相関には不思議な関係があるとは考えられる。