2015年8月4日火曜日

池田大作が唱え解釈した「立正安国論講義」で宗教の正邪を失い 日本は「兵奴の果報」の危機へ

今日の朝に、私に送られた「公明党どうする?安保法案の反対集会に創価学会の「三色旗」」(週間ゲンダイ2015年7月29日)http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162219の転載記事があり、これについて少し思ったことを書きました。この掲載写真に創価学会の国際組織である「SGI」のマークが入っていますが、これはフランスでは殆どの人は創価学会員を除いては、意味が理解できないと思います。それから「三色旗」ですが、これは三原色で、これが混ざると黒になる。私はこれを「地獄の三色旗」といっているのです。五色の絵の具はあっても、パレットにこの三色を並べて置く画家はいないはずです。ですからこの写真を見ても、外国人で理解できるのはファシズムに「ペン」で反対しようという集会デモということで、「反戦デモ」や「安倍自民党・公明党反対」には見えないのです。ましてや「集団的自衛権反対」には見えない。それでは日本人はどうか?日本人は年代層にもよるだろうが、この三色旗がどこの団体だかわかり「SGI」が創価学会インターナショナルのことだと分かる人も少ないと思う。創価学会の国際組織で、国際部というのがあって「SGI」といえば、その昔は日蓮正宗の国際部組織の「創価学会」側対応の組織のことを意味していたのです。諸外国の創価学会信徒においては今でもそういうところがあるのかもしれない。この日刊ゲンダイ掲載の写真では、「三色旗」上に「SGI」とあり、ここに「創価学会」と書かなかったことがミソです。それにしても、日本の「創価学会」はファシズムに反対したこともあるにはあるのかも知れないが、現在の日本でしているとは思われないのです。ましてやこの週間ゲンダイ掲載の写真は「ファシズム反対抗議デモ」ではないでしょう。人の目を掠め誤魔化しているのです。また,過去において「創価学会」は戦争反対をしたが、今はそうではない。「集団的自衛権を許すが」しかし「戦争はさせない」といっているのです。(パリ=飛田正夫 2015年8月4日 8:55
一つの結論ですが、「創価学会」はここでも「公明党」を批判などしていないとうことです。「創価学会」と「公明党」は今も揺るぎの無い一体であると見ることが大切だと思います。多少変化球も出すわけで、人間は組織の中で完全には統制できないからです。そうすると、「創価学会=公明党」の「政教一致」は表面的には何も変わらないということです。

先ずは、池田大作氏からの宗教的教義の変更が(極秘に)宣言?された。それにともなう公明党の変化がかなり急速に展開してしまった。具体的には安倍晋三首相と簡単に結びつき、それに創価学会が乗り遅れたということだと見たほうが正解だと思っています。ですから、池田大作氏の中に宗教的逸脱事件以降に独自の創価学会理論を作る構想が生まれた。つまり日蓮大聖人の書かれた御遺文集(御書)を使って、日蓮正宗の御本尊様を必要としないで、宗教的に独立・論立できるような教学理論を整備したわけです。そういう動きが、戸田城聖の独自の「獄中の悟り」を利用して、「創価思想」「創価教学」ひいては、「創価学会の生命論」となっていくわけです。そこには池田大作による日蓮大聖人の「立正安国論」の誤れる解釈があるのです。そこを教学上の理論的な根拠に立てながら、「創価学会の平和運動論」が展開され、「立正安国論」における主人の立場をすて、客人の思想である法然先生の思想としての「四海静謐」を先行させる池田大作先生の邪儀となるのです。その戸田や池田による日蓮大聖人の法門の勝手な解釈によって作り変えた「創価学会=公明党」は、その誤りを知っていながら幹部は騙し続け、真実を隠しに隠してきたわけです。

ですから、「創価学会」の婦人部の一部が自民党の集団的自衛権に反対しても、池田大作を支持する考えは捨ててなどいないとうことです。会員にとっては池田先生は絶対であり、この点では今のところ反対は起こらないということなのです。

「創価学会=公明党」は反戦・反核の平和の党と言っているがそれは外向きの姿なのである。池田大作の解釈によって書かれた「立正安国論講義」以降は、宗教の正邪を論じる折伏ではなくて、戦争が世界に起こったのならば、寺院も御本尊様も焼けてしまう。だから先ずは世界平和なのだと池田大作が唱えて解釈したのが、「立正安国論講義」で、世界の平和を実現する「四海静謐」論=法然の主張を先行させ、これまでの折伏を捨てたわけです。そのために池田大作は原発の軍事利用はだめだが、平和利用なら良いとこれをゆるしたのです。これを公明党が実行したわけです。そして福島の放射能被爆が広島・長崎の原発同様に日本の市民を苦しませ続けているとうことです。このように仏法を使って誤った法門を作り実行しても結果は無間地獄を現出させるということです。

今度は、安倍晋三首相の戦争を支持しようとしている。再び日本軍国主義ファシズムの戦争へと、目や口を閉ざされて鎖に繋がれて追いたてられる奴隷のようになって戦場に赴くことになるというのが「兵奴の果報」ということです。その原因がこの誤れる「創価学会=公明党」の信仰にあるとうことなのです。