2015年10月10日土曜日

ノルマンディーの教会で 募金や献金をカトリック僧が着服 麻薬の購入資金にも

ノルマンディーのユール県のチィベルヴィル(Thiberville)の町はサンテレーズで有名なリジューの町の近くだ。そこの教会僧フランシス・ミッシェルは、貧者に分け与える為と教会を修復するための募金だと言って集めた金が、着服されていたことで、10月8日に信用違背の罪でエヴルー裁判所に出頭した。信者の献金を使って、麻薬を小切手で買っていたことなどが明らかになっている。(パリ=飛田正夫2015/10/10 17:14日本標準時

116000ユーロ(約1740万円)が11の異なる口座に隠し置かれていた。募金は2006年から2008人に行われたもので、罰金は5000ユーロ(約75万円)が要求されていた。これまでの調べではパリのホテル代や革製品や耳飾りなどの領収書が出てきた。驚くべきことにミッシェル僧は私的な青年僧に自動車免許取得の費用として2万ユーロ(約300万円)を与えている。青年は免許を得ていないという。判決は10月23日にエヴルー裁判所で出される。