2015年10月9日金曜日

シリアを狙ったロシアのミサイルがイランに落下 ロシアは否定

米国情報は8日にロシアの4発のミサイルがイランに落ちたと米国の責任者は言っているが、イランのどこに落ちたのかも、ミサイルの型などに関する情報もフランス通信(AFP)に知らされてないと報道。しかしながら、このミサイルは7日にカスピ海上のロシアの軍艦から撃たれてものだと明言している。これに対しロシア国防省のスポークスマンのコナチェンコヴ将軍は、「我々の戦艦から撃ったミサイルはすべて標的に当たっている」と答えている。ロシア国防省の7日のインターネット配信情報によると、26基のミサイルは1500キロ離れたシリアを爆撃するために、トルコとアゼルバイジャン上空を避けて、イランとイラク上空を飛んでいた。(パリ=飛田正夫 2015/10/09 14:56日本標準時 )

イランはシリアのアサド大統領体制防衛で、ロシアと連合している国だ。トルコに支援されたレバノンのヘズボラは、シリアのアサド政府軍を助けてシリアでの地上戦に参加している。アシュトン・カーター米国防長官はロシアが何の警報を出すこともなくミサイル攻撃をカスピ海上の戦艦から行ったことに対し失望している。