カズヌーブ内相は、先週はベルギー国境を越えて多くの難民がやって来たと語る。さらに、2014年全体では1784人でしかなかったが、今年はカレの1500人の移住民は2015年9月までに自国に返されたと話している。ベルナール・カズヌーブ仏内相は、フランスに残りたい者は2000人の枠で難民受け入れが用意してあると話した。
カレは英国へわずかに33キロの距離しかない。現在は移住民たちは英国を目指しここのニュージャングルという前にゴミ捨て場だった地区にキャンプを張って、英国へフェリー船で渡るトラックを待ってここで機会を伺っている。ここの近くにはジュール・フェリーという移住民を支援する施設があって、毎日食事とシャワーを提供している。
しかし2014年7月に道路の両側に鉄条網が備え付けられて、容易にはトラックの上や車に隠れることはできなくなった。そのために移住民たちは、海底トンネルの入りで待機しているトラックに、高速A16号線の南西部で一部包囲網が切れているところから、侵入するようになった。その近くには以前に1800人を収容したが、今は廃止されている旧移住民キャンプのサンガットがある。
【参考記事】
http://www.ouest-france.fr/calais-en-images-dans-la-jungle-avec-les-migrants-3783910
http://www.francetvinfo.fr/france/nord-pas-de-calais/migrants-a-calais/migrants-a-calais-retour-sur-la-septieme-visite-de-bernard-cazeneuve_1140095.html
http://www.lemonde.fr/immigration-et-diversite/article/2015/10/21/a-calais-bernard-cazeneuve-annonce-de-nouveaux-moyens-face-aux-migrants_4794213_1654200.html