2015年12月2日水曜日

ブルキナファソで新大統領誕生 クーデター、コンパレオ失墜の裁判も山積み

11月29日のブルキナファソの大統領選挙では、ロッシュ・マルク・クリスチャン・カボレ(Roch Marc Christian Kaboré)氏(58歳)が第一次投票で53.49%を獲得し当選した。カボレ氏は進歩のための国民運動党の候補者。カボレ氏はブルキナファソの大統領選挙を25年間ほど務めたブレイズ・コンパオレ氏の貢献者だと目されている。対候補のゼヒラン・ディアブレ氏は29.65%であたと12月1日時点での報道だ。ブルキナファソの新大統領は、国の新建設に取り掛かるが、特に経済面での再興など重大課題が山積みされている。一方で、市民団体「市民の箒」(Balai Citoyen)のスポークスマンは、2014年9月のクーデターの失敗。2015年10月の民衆蜂起によるブレイズ・コンパオレ大統領の失墜があり、新政権は、先ずは蜂起市民大虐殺とクーデターを裁く、「真実と和解」の司法委員会を設立する必要があるとラジオRTLのマイクで言っている。


ブルキナファソは公用語はフランス語とモシ語。宗教は在来宗教が半分を占める。イスラムは31%、キリスト教徒は12%だ。19世紀末にフランスの植民地になった。


【参考記事】
http://www.rfi.fr/contenu/ticker/burkina-faso-roch-marc-christian-kabore-elu-president-le-premier-tour
http://www.rfi.fr/afrique/20151201-burkina-faso-apres-election-chantiers-attentes
http://geopolis.francetvinfo.fr/roch-marc-christian-kaboreancien-baron-du-regime-dechu-elu-a-la-tete-du-burkina-87683