サルコジは前首相のドミニック・ド・ヴィルパンに「肉やの鉤に吊るしてやる」と言ったことがあり、悪言の好きなサルコジの牙に今回は彼女がかかった。かなり怒りが漂っている。その理由が問題だが、政治研究者の見解などでは、仏地方選挙の北部地方で勝利したグザビエ・ベルトランは、LCからの大統領選挙予選候補を辞退したが、これからは地方に力を入れると発言する一方で、社会党(PS)や左派票によって当選できたこともあってか、与党社会党(PS)との協力関係を形成する可能性を漂わせている。
NKMは仏地方選挙で今回勝利したタカ派のロラン・ブルキエが取って変わってサルコジに15日に急に任命された。ブルキエの後釜には元財務相で党№3だったエリック・ブルトが就任した。
サルコジが心配しているのは来年末の大統領選挙の予選で自分が出られなくなる可能性が強くなっていてかなり心配している。
ジャン・ピエール・ラファラン元首相は、社会党(PS)との共闘に賛成であるとの意見を発表したばかりだ。そういう中で、サルコジは内からも外からも責められて、相当に窮地に追い込まれている。
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http://www.ladepeche.fr/article/2015/12/16/2239324-sarkozy-ejecte-kosciusko-morizet-et-la-remplace-par-wauquiez.html
http://www.metronews.fr/info/photos-primaires-les-republicains-estrosi-et-bertrand-out-nkm-face-a-sarkozy-et-juppe/mnfy!OyF9iTlE1bE/
http://www.franceinter.fr/emission-le-billet-de-charline-nkm-la-rebelle