2016年3月1日火曜日

初の裁判所出頭命令へ 東電の3人の責任者が起訴 仏国営放送が報道

(パリ=飛田正夫2016/03/01 1:14日本標準時)2011年3月11日の福島原発事故からもうすぐ5年目を迎える。2月29日に初めて東京電力の3人の責任者の職務怠慢が福島原発での死者や犠牲者を出す事件を引き起こしたとして起訴された。裁判所への出頭が命じられることになった。日本の裁判所は福島原発災害の結果に関し市民団体の訴えを認めた。起訴されたのは福島原発の当時の管理責任者であった東京電力の勝俣恒久社長、武藤栄副社長、武黒一郎副社長の3人。市民団体の長年に渡る司法での闘いと東電の責任を追及する新たな戦略の転換が無かったら東京電力を裁く裁判はあり得なかったとルモンド紙は書いている。2月29日午後14時の国営ラジオ・フランス・アンフォなどが報道している。

裁判所は2013年9月には十分な証拠がなく、また東京電力の責任者らは事故の予測も回避もできるものではなかったと判断していた。しかしながらその後に、専門家による3つのレポートが出て、福島の災害は人的な原因があったと推測されるようになった。公式には福島原発事故では放射能汚染で死亡した人は一人もいないことになっていた。しかしがなら、市民団体では東京電力の元社長や元副社長の3人が、事故で病死した44人の責任者だと考えている。

しかしながら、フランスの原発も危険な状態にある。スエーデンに納期が遅れ高額な罰金を払ってきてる。原子炉の蓋に欠陥がるようです。それで中国や日本になら売れるかもしれないといっている。勿論同じスーパーフェニックスではなく、別のものだと思いますが。中国や日本は原発に対するガードが低いからこんなことを言われるのかもしれない。

恐ろしいことですが、日本の場合でも人的管理の判断が、福島原発の原因であったという見方で裁判がなされることは大切です。創価学会・公明党が自民党を支持して原発の平和利用ならよいのだと池田大作が指導したこともそれと同じ意味で更に重い責任があるのです。福島の悲劇は平和反核反戦を翻し方向転換した創価学会に本当の責任があり、東京電力の3人を裁いても解決はしないのだということです。


【参考記事】
http://www.lemonde.fr/planete/article/2016/02/29/catastrophe-de-fukushima-proces-en-vue-pour-trois-dirigeants-de-tepco_4873370_3244.html

http://www.franceinfo.fr/actu/justice/article/fukushima-des-poursuites-en-justice-annoncees-pour-la-premiere-fois-770555

http://www.lemonde.fr/planete/article/2016/02/29/catastrophe-de-fukushima-proces-en-vue-pour-trois-dirigeants-de-tepco_4873370_3244.html

https://fr.news.yahoo.com/fukushima-trois-ex-dirigeants-tepco-jug%C3%A9s-premi%C3%A8re-fois-073137208.html