フランスは地震国だと仏国営放送が

（パリ=飛田正夫2016/05/04 18:18日本標準時）フランスは5月4日にシャロント・マリチーム県で地震があり国営ラジオ・フランス・アンフォでは、そこでフランスを地震国だといっている。これまではフランスは地震の無い国だとおもわれてきた。どういうことなのか。揺れがラロシェル・シャロント・マリチーム地方にあった。9時少し前で、震源地は16キロメートルほどラロシェルの南東部で特別な被害も負傷者もでなかった。しかしながら半径約200キロ圏で振動が感じられた。フランスは地震国なのですか？　そうです。驚くかもしれないが、毎日40程の中くらいの地震があり、その内の少しが人間が感じるものだ。フランスは年1500回の地震がありその中の100回くらいが感じられるものだ。フランスは弱い地震国ということができる。

フランスではピレネー山脈やニースやアルプ・オートプラヴァンス、アルプス全般、アルザス南部、グアドループやマルチニックの海外県は特に地震は強い。今朝にシャロント・マリチームで地震があったが、最近の地震で大きかったのでは？それはまさにアンテーユ諸島で先週にマグニチュード5，8をボックラン沖やマルチニックでは記録している。震源地は海の中で犠牲者はなかった。最後の大きな地震はマグニチュード６で1909年でブーシュ・ド・ローヌ県のアンベスクで46人が死亡し、大きな被害があった。

地震で人体への感じ方は、震源地が地下か海底かなどで異なり、深さも関係する。マグニチュードの測定はリシュテール尺度１～9で測り、マグニチュード3以上の揺れが体に感じるものである。フランスにはカタストローフへの対策はあるのか？フランスはその危険性や密度によって弱いほうから強い方へ5つに分かれている。最大の5のゾーンはアンチーユ諸島だけである。フランスには地震予防規則があって、2011年が最新の情報だが、これは頻繁に新しい情報に更新され直している。

それに関係する21000から36000の関係市町村では建設に危険があるとしている。更に国次元では、常時危険を測定して監視している。カタストローフが起こった場合には救助計画体制があって介入を組織する。運輸や交通路を指示し、被災者の保護や受け入れ施設の提供。盗難の監視などがなされる。