2016年5月14日土曜日

米国で鶏産業の従業員の オシメ装着が憂慮

(パリ=飛田正夫平成28年5月14日土曜日)米国の鶏産業の屠殺所従業員はトイレ・タイムが禁止されていて、水も飲ませられてない状態だという。会社の責任者は従業員にはトイレ・タイムは必要でなく、要求もないと言っているという。妊婦など何人かは仕事中はオシメヲを着けなければならない状態になっていて、従業員は仕事が終わってからトイレをすませているという。さらにトイレに行かなくて済むように飲み物を摂れないようになっているのだという。大変に憂慮すべき人権の問題になっている。人権組織のOxfamが3年間の調査とインタビューをもとに、11日に米誌Quartzに掲載し告訴していると14日の「 Midi Libre」や国営ラジオ・フランス・アンフォが報道した。このトイレ・タイムの問題は人間の欲求を抑圧した危険な人間管理であって鶏工場の衛生管理の問題ではないし、絶対に許されるものではない。

【参考記事】
http://www.midilibre.fr/2016/05/13/etats-unis-faute-de-pause-des-employes-d-abattoirs-obliges-de-porter-des-couches,1331881.php#xtor=RSS-5

http://reunion.orange.fr/video/actu/des-employes-de-l-industrie-du-poulet-obliges-de-porter-des-couches.html