2016年7月30日土曜日

如何にして 難民を救いテロを防ぐかは、メルケルも安倍も池田もローマ法王も解らない

例えばメルケル独首相のようなキリスト教徒ならばナチスやグアンタナモ収容所、そして移民・難民の非人間的扱いに反対し、この人々を支援するように当然のこと話すでしょう。28日にポーランドのクラクフでローマ法王フランソワ16世も、難民支持を世界から集まった青年たちに勧めているのです。しかし、難民受け入れに反対しているポーランド国民の95%は、カトリック信者なのです。池田大作の創価学会や安倍晋三首相の神道、ローマ法王のカトリックなどの宗教や思想を持つ人ならば、何故に人を殺害したり不幸な人達を更に虐待することが良くないのかどうかを説明できなければならない。それが出来なければ反省もなく、戦争反対も本当はできないのです。難民を救い、テロを防止することもできないのです。

最近は、今の日本もそうですが、頭を丸め袈裟を被ってみせた瀬戸内某とかいう方や偽宗教家の指導者の姿を現じて見せる池田大作などが、戦争反対や世界平和を唱えて見せるわけです。しかし解決どころか戦争を更に推進する結果的になってしまうのです。それは何もしないよりいいではないかというのが一般の受けなのですが、中途半端に世界平和・戦争反対を唱えると、これは火に油を注ぐことになるということなのです。

ナチスの時も、日本軍国主義の台頭の時も反対勢力であったキリスト教や創価学会は存在したのです。彼等は弾圧されたと言っているが、自分から進んでその戦争を支持し支援参加するようになっていってしまった。そういう証拠がドイツのプロテスタント資料などに残っているようです。創価学会では何と言っていたかというと。

「われわれは日本が難局を乗り切るために広宣流布に挺身するから、森田君は御本尊さまに一切をお委せして、前線で、悔いのない働きをして下さい」(戸田城聖が妙悟空のペンネームでかいた「人間革命」330頁。これは創価学会会長牧口常三郎が、森田(副会長)への激励の餞むけの言葉だった)

「万一、日蓮正宗が潰れたとしても、仏法の力によって国家が立ち上がれば、大聖人はお喜びになりましょう!仏法は観念の遊戯ではない!国を救い、人を救うものです!救わなければならない時に、腕を拱いていて救わないのは、仏意にそくものではないか!」(同、357頁)と、誤魔化したわけです。創価学会というのは絶対平和主義の根拠を宗教の正邪を糾し明らめることにその基本を置いていたのを捨てて、日本軍国主義の勝利が国を救い人を救うことだと認識を改めて権力にすり寄った。この時すでに日蓮大聖人の正法を批判し捨てていたのです。

創価学会は戦争に対する論理的な理論武装が弱かった。それは、なぜ人を殺害するのが良くないことなのかを誰も問わなかったし、答えられなかったからなのです。戦争に行けば人を殺すことはわかっていても、牧口は弟子達を戦地におくり出したのです。

仏教というのは釈尊の教えだと各宗派が宣言するが、そこには墔尊入卑(さいそんにゅうひ)が非常に多いのです。ですからこの人たちは、仏教は大乗も小乗も念仏宗も天台も法然も道綽も、池田大作も瀬戸内某もガンジーもみんな同じ尊厳すべき釈尊の弟子たちで、世界平和・戦争反対はみんなの望む所であると説くわけである。宗派宗門の異なりは、山頂を目指す登山口の異なりにしか過ぎない何処から登っても目標は同じで到着先は同じなのだと平気で嘘をつくのです。創価学会・公明党が狂ったのもこのように彼らは信じていたから安倍晋三首相と手を組めたのです。

だからこの人たちは戦争反対を唱えながら戦争を準備する安倍晋三首相の戦争法を支援してしまうことになる。それはどういうことかというと池田大作・創価学会は、仏教を学びながら、大先生の牧口や戸田が仏法を学び損なって、誤れる念仏・法然の思想に毒されてしまっていたのを糾さずに隠してこれを継承して世界平和・戦争反対の大旗小旗をふったのです。宗教・思想の誤りが戦争を許し、人殺しを許す原因だということを捨て忘れたわけです。

口先の言葉で世界平和・戦争反対を叫んでいれば、平和が実現できると考えている人々は、今でも非常に多いのです。何故人間を殺害してはならないのか?これは天台や念仏、真言、禅宗では答えられないし、ましてや、日本神道やキリスト教やイスラム教では全くといってよいほど解らないことなのです。