公金汚職はたとえ国会議員でも裁かれるのだと、昨日15日にモデム(民主運動党)のフランソワ・バイル議長が国会討議を中継しているテレビLCPの番組「メディアへの質問」で発言しフィヨンを厳しく糾弾した後であった。フィヨンの主張である国会議員というのは権力分立で保護されていて、裁判所がフィヨンの妻子の報酬疑惑を調べることは誤っていると批判する立場を退けたもの。
昼のフランス国営放送テレビA2などでも、事件が大きいだけに、法律専門のジャーナリストのドミニック・ベルディハン(Dominique Verdeilhan)氏が登場してトップで詳しく解説した。これに対してフィヨン候補支持の「共和党」(LR)議員でも、ジャーナリストの質問に正面からフィヨンを擁護しようとして反論する者は少ない。
【参考記事】
http://www.20minutes.fr/politique/2015231-20170216-affaire-fillon-parquet-financier-va-classer-enquete-suite#xtor=AD-198-[2015231_16_02]
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http://franettese.blogspot.fr/2017/02/blog-post_16.html