2017年5月4日木曜日

マクロンとルペンの対決デバ 仏世論調査は63%対34% メランション派もマクロン支持6割


(パリ=飛田正夫 日本時間;‎04/‎05/‎2017‎‎-10:35:23)3日夜のフランスでの仏前経済相エマニュエル・マクロンとフランス極右派系国民戦線(FN)マリーヌ・ルペン総裁とのテレビ・デバ(論争)がフランス国営放送テレビA2(France 2 )民法テレビTF1で行われた。その直後に、世論調査会社エラボ(ELABE)がBFMTVテレビの為に行った調査では、フランス人の63%がマクロンの主張に納得を示した。34%がルペンの主張を支持したと発表された。フランス人の気になっている左派党のジャン・リュック・メランション(Jean-Luc Mélenchon)が、第一次投票では第四位にほとんど第三位のフィヨンと同じ数字を得票したが、共産党の支持するメランションは支持者に対して決選投票では自分はルペン支持には反対だがマクロンを支持するようには呼びかけは出さなかった。これが社会党などから批判されていた。 第一次投票でメランションを支持した人々は、今回のデバを聞いた後ではその66%がマクロンを支持すると答えている。ルペンを支持すると答えたのは30%だ。

同様にフィヨン支持者では決選投票ではマクロン支持は58%、ルペンを支持するのは38%だという。テレビ(BFMTV)の報道では、ルペン支持者ではこのデバ(論争)の直後に12%がマクロン支持を表明している。ルペンを支持続けているのは85%だと言っている。

調査の方法はフランス全土の3956人を対象にデバを視聴した18歳以上のフランス人1314を基にしている。
【参考記事】
http://www.francetvinfo.fr/elections/presidentielle/presidentielle-macron-juge-plus-convaincant-que-le-pen-par-une-large-majorite-des-telespectateurs-du-debat-sur-france-2-et-tf1-selon-un-sondage_2174734.html