アフガニスタンからの米軍撤退をオバマ大統領が宣言した時に、サルコジ大統領も直ぐさまそれを真似てアフガニスタンからの即時撤退を宣言した。これをセゴレーヌ・ロワイ ヤル社会党議員などは米国の追従と批判していたが、仏国営テレビのマリー・ドラッカーさんなどは米仏両国の同時発言だと指摘してみせた。
サルコジ大統領は何を思ったか突然にフランス革命祭の7月14日の前日にカブールの仏軍を訪問した。その24時間内に5人のフランス軍兵士が殺害され翌日さらに1人のフランスの軍人が殺害されている。これに関してはタリバンの犯行声明は出てないようだ。多くの遺族が戦争好きな政府のアフガニスタン派兵を疑問視して批判している。
フランス政府はパリの革命祭直前にアフガニスタンからの軍隊撤退計画をしない線で、前言を固めなおしていた。このことで、アラン・ジュッペ外務相へのジャーナリストの質問があったが、撤退に何の変更もないと外相はテレビで答えている。