Sarkozy sur le financement fantôme de son... par Mediapart
サルコジ大統領は選挙公約発表で12日に記者会見した。その折にインターネット新聞社メディアパーのジャーナリストから質問があり、サルコジが1997年に購入したパリ西郊外のスーラの絵の舞台にもなったグランド・ジャット島の高級アパート価格540万フラン(約8200万円)の内の200万フラン(2000万円)の出所不明金が指摘された。この背景には、当時はカラチ事件の(違法)コミッションの存在や流れもまだ良くわかってなかったことがある。金を借りた当時の国会は左派党であったとジャーナリストの質問をかわし逃げたが、メディアパートはこれが嘘の発言であったことを13日に報道している。サルコジ大統領は今度の大統領選挙で負けると大統領の特別保護権を失って裁判がまっているために、UMPの議員たちは絶対に負けられない選挙戦を乗り切りたいとしている。
サルコジは数日前にはノルマンディのカーン市での大統領選挙講演でも福島原発事故の現場を訪問したという嘘の発言で集まった党員を魅了させて喜ばせている。
サルコジは300万フランを国民議会から借りたといっているが。国民運動連合(UMP)議員のベルナール・アコワイエ国民議会(衆議院)議長は、議員に貸せる上限は160万フランで、そんな高額を貸すことはできなかったとサルコジの主張を否定している。