5月26日からフランスのノルマンディー・カルバドス地方で開始されたドービルG8では日本の菅直人首相が福島の原発基地事故をレポート報告したが、原発基地を世界的な視野で安全監視する体制を準備する方向で決まっている。経済大国のG8(米国、日本、ロシア、フランス、英国、ドイツ、イタリア、カナダ)では、25日にスイスが決議したような太陽・風・地熱・潮流などの再生可能エネルギーの見通しを将来に立てて原発基地の段階的廃止を
計画しようとする国はなかった。
フランスの週刊誌「エックスプレス」によると、ドービルに集まった自然のための世界基金(WWF)や国際環境団体のグリンピースなどは今回のG8に失望していてサルコジ大統領を批判しているという。
「ここ(G8)には原発をかえてゆこうとする意思が見られない」、「原子力の火付け役と火消し役」をしているなどと批判した。WWFによると、フランスは自国の原発産業の経済利益を守ろうとしているだけだと批判している。
「ここ(G8)には原発をかえてゆこうとする意思が見られない」、「原子力の火付け役と火消し役」をしているなどと批判した。WWFによると、フランスは自国の原発産業の経済利益を守ろうとしているだけだと批判している。