５月２９日シリアの北部タルビッセ（Talbisseh）と（Rostan）の町で５人の市民が機関銃で殺害され１０数人が負傷したと人権擁護団体から報告されている。今のところ確認が遅れているが、政府軍が町に侵入する時に殺害された模様。シリアのバッシャール・アサド大統領の軍隊は日に日に市民への弾圧を増している。先週は全国の各都市に戦車を派遣した。首都ダマスカスの北部１５０キロのTall Kalack （タルカラック）、中央のHoms（ホムス）、北西部の Banias（バニア） 、シリアの民主化を求める政府抗議デモの発火点の町Beraa（南部）などがそうだ。
水道・電気・電話・高速道路が遮断されていて外部との連絡が困難な状態になっている。
シリアのバッシャール・アサド大統領への抗議デモが開始された３月１５日から現在までに全国１０ヶ所ほどの市や村で政府抗議デモがあり１０００人ほどが殺害されている。
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