2011年7月19日火曜日

欧州審議会が「放射能廃棄物」輸出に法的枠組を強制化 


7月19日、欧州審議会は11月に欧州委員会が提案していた放射能廃棄物の第三世界への輸出に関する法的処理基準の枠をより強制的に課すことで決議した。第三世界への放射能廃棄物の輸出は許可されたままになるが、しかし、制限は厳しい条件と強制下でなされることになる。しかしこれはいずれにしてもエコロジストからは程遠いもので、この法律は依然として欧州の原子力問題を他国へ 添加し続けていると欧州エコロジー・緑の党副委員長のレベカ・アルムス(Rebecca Harms)欧州議員は嘆いている。(JST 11/07/19/21:09)

法律は特に欧州各国政府が現在から2015年ないしそれ以降に準備する方法の詳細な計画で、原子力発電所から送られる放射能廃棄物の最終的な貯蔵センターの場所を決めることをめざしている。

欧州各国は関係企業の従業員への報告を正式にすることや現地の人々が実際に決定過程に参加すること。さらに、国際的な定期検査を少なくとも10年に1度は受けるようにすることを義務付けている。

参考
http://www.romandie.com/news/n/_L_Europe_durcit_ses_regles_sur_le_traitement_des_dechets_nucleaire190720111207.asp
http://www.europe1.fr/International/Dechets-nucleaires-l-UE-durcit-les-regles-634803/