英国政府の依頼で福島原発事故後の原発基地の安全設置に関して調査をしていた原発監視官マイク・フェイトマン主任監査官は意見を発表し、英国での原発プログラム継続にゴーサインを出した。
地震マグニチュード9の後に来た津波というシナリオは福島の極限状況であってこれを考慮しても世界最高級の原発の安全性を誇る英国には、妥当するものではないというのが理由だとの発表が10月11日になされた。
英国政府はこのフェイトマン監査官のレポートの公刊を待って米ウェスティング・ハウス社と仏アレバ社の開発する新世代型の欧州加圧水型原子炉(EPR)の建設許可を出すことにしているという。
英国には原発は現在のところ10の原発基地に原子炉が19基あり、20%の電気量を生産している。
英国政府は、ドイツやイタリアとは異なって原子力に信頼を寄せていて新たに8基の原発を受け入られると指摘している。 [ 2011年10月12日 @ 7:09 -paris]
【参考記事】
http://www.20minutes.fr/article/803846/grande-bretagne-nucleaire-feu-vert
Grande-Bretagne: le nucléaire a le feu vert
http://www.francesoir.fr/actualite/scienceecologie/grande-bretagne-feu-vert-pour-nucleaire-146235.html
Grande-Bretagne : Feu vert pour le nucléaire