2011年10月12日水曜日

原発放射能汚染廃棄物が列車輸送、オランダからラ・アーグへ出発


11日17時00 (15H00 GMT)、オランダの南西部のボルセル原発基地を放射能汚染廃棄物を積んだ輸送車がフランスのノルマンディ半島の南西部突端のラ・アーグにあるアレバ原発廃棄物処理工場へ向かって出発したとフランス通信(AFP)に発表された。3台の貨車には廃棄物が詰まっていて、ベルギーなどの人口密度の高い地域を列車は通過し13日にラ・アーグに到着する。
フランスとベルギーの反原発の協会組織は「原子力はいらない。まっぴらだ」と立て札を持って原発廃止を訴えている。「列車の全行程に渡って抗議する」と呼びかけている。
グリンピースでは原発廃棄物の一部はラ・アーグでは再生処理されなくてまたベルギーに戻されて約100年ほど地下ブンケーに貯蔵されてから、別の地中に埋められるだろうといっている。しかし原発汚染廃棄物の放射能は240.000年に渡って残るといっている。 [ 2011年10月11日 @ 19:01 -paris]