2011年10月14日金曜日

アフガニスタン、1万人が死亡、カルザイ大統領は失敗を後悔か?

カブールに本拠地を持つアフガニスタンの専門家ネットワーク分析集団(AAN)の分析結果が13日に発表された。それによると、米国によって指導される北大西洋条約機構軍(NATO)のアフガニスタンでの国際治安支援部隊(ISAF)はタリバン勢力に対する攻撃成果を誇大に発表する傾向があったとしていると、13日のルモンド紙が報道した。一方、7日にはカルザイ大統領はアフガニスタン政府とその連合国である北大西洋条約機構軍(NATO)は同市民への安全支援で間違いなく失敗していたことを英国BBCの放送で認めている。欧米諸国に支援されたこの10年間の闘いですでに10000人が死亡している。カルザイ大統領は後悔しているのか、「自分は蜂起側の誰と交渉を開始すべきなのかどの扉をたたくべきなのかわからなかった」とBBCで述べた。
ISAFの出す結果は捕虜になったり殺害されたりする数字が一致してなく不透明であると2009年12月から2011年9月までの数多くの公刊資料の研究から割り出してAAN は発言している。一般の兵士ではなくて、タリバンの首領の逮捕や殺害の場合には特にその発表で透明性が不足しているとAANは言っている。
またAAN はISAFがジャーナリストに発表するアフガニスタン兵士の殺害数は同期間の殺害数よりも多いことを付け加えている。しかしISAFではこれを偏見だと批判した。
国連は9月末に戦争と関係した2011年のアフガニスタンでの暴力増加を40%と想定した。この数にアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)側は反対し、タリバン勢力の襲撃は2%減少しているといっている。
米軍のNATO軍への参加は全体の3文の2を占めていてアフガニスタンには14万人の米兵がいるが最近の2年間はカブールの中心街でも自爆行為の蜂起が激しくなっていた。( 2011年10月14日 @ 14:52-paris)
【参考記事】
http://www.lemonde.fr/asie-pacifique/article/2011/10/13/selon-un-rapport-d-experts-les-resultats-de-l-otan-en-afghanistan-seraient-exageres_1587406_3216.html
Selon un rapport d’experts, les résultats de l’OTAN en Afghanistan seraient exagérés
LEMONDE.FR avec AFP | 13.10.11 | 16h41
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5hQNop-9Xhe1ZqcEklubGuM7-P8PA?docId=CNG.48a129b7c2c5f9ff786a9e1e7c14e09e.01
Afghanistan: Karzaï admet son “échec” et celui de l’Otan sur la sécurité