2011年10月14日金曜日

国連は、アフガン政府の「拷問監獄」の「システム化」を告発

アフガニスタンの囚人は天井や壁の吊るし鉤にぶら下げられて棒や電気コードやプラスチックの管で殴られていたことがわかった。また性器が変形させらて気絶するまで暴行をされている者もいてこの非人間的な犯行は牢獄を管理する警察とアフガニスタン秘密警察(NDS)によるものであると、10月10にカブールの国連派遣事務所(Minua/Unama)が発表した。
カブールの国連派遣事務所は全国47ヵ所の刑務所で裁判を待つ379人の囚人に2010年10月から2011年8月まで調査し質問して、ここから尋問のテクニックとして囚人の46%が拷問に近い方法で、しかもシステマティクになされていたことがわかった。
アフガニスタン政府は電気を使用した拷問や暴行の脅迫、性器への暴力などは絶対にしてないと否定している。しかし内相はレポートの結果は完全には否定はできないし嘘ではないとしてレポートを研究するといっているという。
アフガニスタンの警察、軍隊、秘密警察は、蜂起するタリバン勢力で弱体化したアフガニスタン政府を支える北大西洋条約機構軍(NATO)軍14万人によって支持されているがすでに10年が経過し犠牲者は1万人を数えた。( 2011年10月14日 @ 16:02 -paris)