2012年1月19日木曜日

ユーロ圏の破産前に、赤字回避と成長回復をと、ルクセンブルグのユンケル首相

18日夕刻、ユーロ圏が破産寸前だと欧州通貨連合の財政大臣であるルクセンブルグのジャン・クロード・ユンケル首相が経済成長を支える方策を見つけるべきであるとルクセンブルグの記者会見で呼びかけた。破産は経済学者によって技術的な規定がされていて、国内総生産(PIB)が連続して8ヶ月後退した場合である。

2011年の最後の4ヶ月間のPIBの結果は計算中でまだ出てないが、ユンケル氏は停滞後に若干成長が回復するとみている。したがって赤字を少なくする方策をユーロ圏諸国の各政府は見つけ出す必要があるといっている。

同氏は、財政を固めることは国家だが、それと(経済)成長が欧州を鼓舞する力となるべきだと話した。

一方、ユンケル氏は欧州諸国がスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)から格付けを下落されたことと、欧州金融安定基金(FESF OU EFSF)とを相対化させながら、FESF が市場に資金を融資したり、資金を必要とする国家へ有利な条件で貸し出すことに困難なことはないはずだと話した。